フロッピー版Vine 5.0インストーラ

 CD/DVDブートやPXEブートが出来ず、フロッピーディスクからしかブート出来ないPCには、フロッピーインストーラがあると便利です。そこで、Fedora Core Floppy InstallerにあるFedora Core 5向けのフロッピーディスクのインストーラのイメージを改造して、Vine 5.0向けのフロッピーインストーラのイメージを作成しました。tar.gzで固めて、下のリンクに添付しました。イメージファイルが8個になり、フロッピーへの書き込みが大変ですが。イメージをフロッピーディスクに書き込み、1枚目から起動して、フロッピーディスクを入れ替えると、テキストベースのインストーラが起動します。なお、1枚目のフロッピーディスクは書き込み可能にしておかないとダメです。また、古いPCでインストールがうまくいかない場合、電源管理ACPIをサポートしていないと考えられるので、1枚目のフロッピーディスク内のvine.batファイルを開き、

loadlin vmlinuz initrd=initrd.img

loadlin vmlinuz noacpi acpi=off initrd=initrd.img

に書き換えるとインストールがうまくいくと思います。FTP経由でインストールする際は、

サイト名 : ftp.ring.gr.jp

Linuxディレクトリ : /pub/linux/Vine/Vine-5.0/i386

と指定するといいです。なお、/pub/linux/Vine/Vine-5/i386/Vine/base以下のファイルの情報と、パッケージ配置の情報に食い違いがあるためなのか、インストール中に、多数のパッケージについて、

「パッケージxxxが開けません。原因はおそらく、ファイルの欠落、またはパッケージの破損です。(以下省略)」

というエラーメッセージが出ます。しかし、Enterキーを連打すれば、インストールが続けられ、エラーが出たパッケージはダウンロード、インストールされるようですし、インストール後、Vine Linuxが正常に起動します。問題があるようなら、フロッピーインストーラを再作成します。

フロッピーインストーラ vine-5.0-fi.tar.gzmd5sum.txt

インストーラについてコメントがありましたら、2009年8月27日の日記のページでツッコミをして下さい。


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Last-modified: 2009-08-27 (木) 17:34:30 (5024d)