* Android ICSをVirtualBoxで動かす [#t2557804] ** 1. SDカードが利用できるAndroid ICSのVirtualBox向けイメージのダウンロード [#se75d8ea] [[Testing Android-x86 Ice Cream Sandwich-Image from VMLite:http://www.borncity.com/blog/2011/11/28/testing-android-x86-ice-cream-sandwich-image-from-vmlite/]]のページで、for free downloadのリンクをクリックして、Android-v4.7zをダウンロード。これに含まれるVirtualBox向けハードディスクイメージは、マウス、ネットワーク、SDカードが利用できます。 ** 2. 展開 [#e6eccfb0] Ubuntuでは >$ 7z x Android-v4.7z ** 3. VirtualBoxで仮想マシン作成 [#v3bbc2c2] OSタイプで、オペレーティングシステムをLinux、バージョンをOther Linuxにして、次へボタンを押す。メモリは適宜設定。仮想ハードディスク作成画面のときに、仮想マシンを置くディレクトリに、2で展開して得られたAndroid-v4ディレクトリの中身を全てコピー(全てのファイルのコピーは不要かも)。起動ディスクの設定で、既存のハードディスクを使用をチェックして、Android-v4.vdiを選択。次へボタンを押して、Createボタンを押す。 OSタイプで、オペレーティングシステムをLinux、バージョンをOther Linuxにして、次へボタンを押す。メモリは適宜設定。仮想ハードディスク作成画面のときに、仮想マシンを置くディレクトリに、2で展開して得られたAndroid-v4ディレクトリの中身のうち、拡張子がvdiのVirtualBox仮想ディスクイメージファイルをコピー。起動ディスクの設定で、既存のハードディスクを使用をチェックして、Android-v4.vdiを選択。次へボタンを押して、Createボタンを押す。 ** 4. 設定 [#icc25ebf] 仮想マシンを右クリックして、設定を開く。左のリストで、ストレージを選択して、右に現れるストレージツリーのIDEコントローラの「ハードディスクの追加」アイコンをクリック。既存のディスクにおける選択ボタンをクリックして、sdcard.vdiを選択。 左のリストで、ネットワークを選択して、アダプタ1の割り当てをNATからブリッジアダプタに変更して、OKボタンを押す。 ** 5. 起動、IPアドレスを調べる [#tbd5fe24] 起動して、ウェブブラウザでLAN内にあるWebサーバにアクセスし、Webサーバのアクセスログから仮想マシンのIPアドレスを調べる。Webサーバを用意できない人は、9に飛んでほしい。 ** 6. asbで接続 [#x1010e9c] >$ export ADBHOST=仮想マシンのIPアドレス >$ adb kill-server >$ adb start-server >$ adb devices 仮想マシンが表示されていたら、adbでアクセスでできる。 ** 7. ターミナルエミュレータのインストール [#n504c037] 別のAndroid ICSのVirtualBox向けインストーラ[[androidx86_ics.7z:http://hotfile.com/dl/135925320/709a336/androidx86_ics.7z.html?lang=jp]]で、仮想マシンにインストールしたものから、Term.apkを引っこ抜いた。これを[[ここ:http://sarl-tokyo.com/files/Android/Term.apk]]に置いておく。これをPCでダウンロードして、 >$ adb install Term.apk すれば、ターミナルエミュレータが使えるようになる。なお、ググって、Android 2.3以前のターミナルエミュレータのapkをダウンロードして、インストールしてみたが、エラーで強制終了した。 ** 8. 次回以降、仮想マシンを起動したときIPアドレスを調べるには [#ja4a959a] Terminal Emulatorを起動して、 >$ ifconfig eth0 で仮想マシンのIPアドレスを調べられる。 ** 9. WebサーバでIPアドレスを調べることができない人は [#lb848c33] 5、6、7をすっ飛ばして、Androidのブラウザから、[[ここ:http://sarl-tokyo.com/files/Android/Term.apk]]にアクセスして、Termial.apkをダウンロードして、インストールすることもできる。ただし、設定 - セキュリティ - 提供元不明のアプリにチェックを入れる必要がある。Androidのブラウザから上記urlにアクセスするときは、Google検索で、sarl + tokyoで検索してヒットする「LangDroid - Linux、Java、Android、デジタルガジェット技術ノート」を開いて、トップページから、本記事のページをたどって欲しい。 ** 10. 開発しているアプリをインストールするには [#v12208ce] 8の方法でAndroid ICSのIPアドレスを調べ、6の方法でadb接続する。 ** 11. 補足 [#a0995293] Android-v4.7zにあるファイルにはインストーラが含まれていないような感じだが、調査不足で、真偽は不明。