某ラジオ放送局が、語学講座をストリーミングで公開していて、私は、それをAndroidアプリでダウンロードして、再生するアプリ LangDroid を公開していた。
公式なソースがない(追記、番組ストリーミングご利用方法の変更に関して)が、ストリーミングを公開しているサイトが、4月より、会員情報登録、PCでストリーミング再生の時、ログインを要求するようになるらしい。一応、4月になったら、本アプリで対応できるか調査したいと思うが、多分対応不可と思うので、3月いっぱいで、本アプリの公開、利用は終了になると思う。
私は、hikiで開発日記をつけているんだが、LangDroidについて最初に日記を書いたのは、2010年11月25日だった。このアプリのアイデアのヒントを得たのは、NHK語学講座ダウンロード @ ウィキ のページだ。このページによると、PCでソフトにより語学ファイルをダウンロードしていた。そのソフトではflvstreamerというコマンドラインソフトを使って、ストリーミングをファイルにダウンロードすることを行っていた。flvstreamerはGPLソフトで、それをAndroidアプリに組み込むと、Androidアプリのソースファイルを公開する義務が生じるし、コマンドラインツールをAndroidアプリに使うにはどうすればいいのかという課題があった。それらの課題には、2010年の夏から取り組んでいた、課題は何とかクリアできた。それについては、Androidデ部やABCのLTで発表し、資料は Androidデ部ミーティング発表資料やABC発表資料 ABC2011 Summer LT発表資料 – 「クローズドソースアプリでGPLソフトを使うには」にある。
本アプリは、語学ファイルを手動か予約自動でダウンロードすることができ、ダウンロードした語学ファイルをリスト表示することにより、聴きたいファイルを再生することができるし、また、外出時にダウンロード、再生ができるし、再生時に、休止や、シークバー操作で繰り返し再生ができ、ヒントを得たPCアプリに比べ格段に使い勝手がよかったと自負している。本アプリは、Google Playで平均評価4.6、レビュー数465、ダウンロード数 100,000~500,000を得て、私がはじめて本格的に開発して、公開したAndroidアプリとしては好評のできたった。Google PlayでのLangDroidの画面のキャプチャを記念にとった。
ただし、はじめて作ったためか、設計がよくなく、ソースコードも汚く、使い勝手が悪く、作り直しを検討していた。しかし、ストリーミングの内容の性質上、マネタイズに躊躇することがあり、作り直しのモチベーションがなかなか出てこず、今日に至ってしまった。有料アプリ、広告付き無料アプリ、アプリ内課金はダメだろうから、アプリ内課金をやって、任意で開発者に寄付してもらうのはどうかと思っていたが、4月に要ログイン仕様になるので、開発、公開、利用は終了せざるを得まい。結局、マネタイズは、アプリのメニューにサポートページをつけて、そこから私のサイトにアクセスしてもらい、サイトにはってある広告をクリックしてもらうという方法をとっていたが、開発コストに見合うお金が得られなかった。
LangDroidのご利用ありがとうございました。
3月末で終了になったことは、本当に残念でなりません。
とても便利にいつでもどこでも、使わせて頂きました。
是非とも、有料(低価格)でも復活するできることを願っています。
待っています。